#1 備える前に知っておこう

今回番組で紹介したのは、県内唯一のコミュニティFM局「エフエムびざん」で 番組ディレクターを務める瀬戸恵深さんです。
瀬戸さんはラジオ番組を制作するかたわら、7年前に防災士の資格を取得。 現在は徳島ママ防災士の会「Switch」を立ち上げ、22名のメンバーとともに、 防災・減災の大切さを発信しています。
瀬戸さんはラジオ番組を制作するかたわら、7年前に防災士の資格を取得。 現在は徳島ママ防災士の会「Switch」を立ち上げ、22名のメンバーとともに、 防災・減災の大切さを発信しています。

瀬戸さんは防災について学ぶなかで、「自分が生き残らなければ、 大切な人を守ることもできない」と気づいたと言います。
防災グッズや避難訓練といった備えも、生き延びてこそ意味があるもの。 まずは災害を正しく知ることが重要だと、防災士として伝え続けています。
防災グッズや避難訓練といった備えも、生き延びてこそ意味があるもの。 まずは災害を正しく知ることが重要だと、防災士として伝え続けています。

徳島ママ防災士の会「Switch」が制作した『防災・減災手帖』には、 災害リスクのチェックリストが掲載されています。
そこに込められているのは、「まず知ること」の大切さです。 では、私たちはどのようにして災害リスクを知ることができるのでしょうか?
そこに込められているのは、「まず知ること」の大切さです。 では、私たちはどのようにして災害リスクを知ることができるのでしょうか?


全国どこでも起こり得る災害といえば、地震です。 徳島県のホームページでは、『震度分布図』を確認することができ、 南海トラフ巨大地震や中央構造線・活断層地震が発生した場合の 予測震度を知ることができます。 また、気象庁が定める『震度階級』では、 震度ごとの揺れの特徴をわかりやすく解説しています。

地震そのものの揺れで人は命を落としません。 しかし、揺れによって家具が倒れたり、窓ガラスが割れたりすることで、 大きな被害につながることがあります。 瀬戸さんは「家具の固定や窓ガラスの補強など、できることから少しずつ 備えを進めていくことが大切」と話します。

まずは、災害リスクを知ることが防災の第一歩。 皆さんも、備える前に“知る”ことから始めてみませんか?
番組で紹介した情報
▼徳島ママ防災士の会 Switch
https://peraichi.com/landing_pages/view/tokushimamamabousaishi2022/
▼徳島県防災・危機管理情報 安心とくしま
https://www.pref.tokushima.lg.jp/anshin/
・南海トラフ巨大地震による震度分布図【徳島県想定】
https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/881325.pdf
・中央構造線・活断層地震による震度分布図【徳島県想定】
https://www.pref.tokushima.lg.jp/file/attachment/883116.pdf
▼気象庁震度階級関連解説表
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/kaisetsu.html
・リーフレット「その震度 どんなゆれ?」