#4 ペットと避難(徳島市)

防災といえば、私たち人間のことばかり考えがちですが、 今回は大切な家族の一員であるペットについて、考えていきましょう。
徳島市が作成した『ペットを守る災害対策』のガイドラインには、 飼い主がおこなう、ペットを守るための備えが記載されています。
東日本大震災では避難所でペットの受け入れに関する方針がなく 避難所でのペットに関するトラブルが発生したことを受け、 環境省はペットを連れた「同行避難」を推奨しています。
また、徳島市においても、避難所に指定されている施設では、 ペットの受け入れが可能となっています。
今回、番組では昭和小学校で行われた避難所の運営訓練にお邪魔し、 徳島市防災対策課 濱田さん指導のもと、番組スタッフがペットを連れた 避難を体験させてもらいました。
まず、ペットを連れて避難した場合、受付では「ペット飼育管理簿」に 名前や種類、予防接種の有無など、詳しく記入します。
その後、ペットの避難スペースに移動します。 避難者の中には、動物アレルギーやペットの鳴き声で眠れない方など 様々な事情があるため、徳島市の避難所では、人とペットの生活スペースが 分けられ、ペットはケージの中での生活が中心となります。
また、避難所には必ずしもペット用の備蓄物資が置いているとは限りません。 食べ慣れているドッグフード、ペットシート、予防接種の証明書、お薬など 各家庭のオーダーメイドで準備をすることが必要です。 ちなみにペットフードは1週間分以上を目安に用意しましょう。
このほか、ケージに普段から入れて慣れさせておく訓練など、 基本的なしつけをしておくことも大切です。 ペットとともに災害を乗り越えるため平常時からの備えを もう一度見直してみましょう。

番組で紹介した情報

▼ペットを守る災害対策:徳島市公式ウェブサイト

https://www.city.tokushima.tokushima.jp/smph/anzen/shoubo_bousai/disaster_prevention/hinanjo/pettowomamoru.html

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